ペンタブのおすすめメーカーは、やっぱりワコム
ペンタブの有名メーカーワコムは、1983年に株式会社ワコムとして設立、ペンタブレットの製造と販売を行っています。
国内シェアナンバーワンであり、デジタル絵描きであれば誰もが聞いたことある会社名です。
ワコムのペンタブ製品は、個人向けから法人向け、趣味用から高性能なものまで多彩に取り扱っています。
ワコムは私も十数年前に出たFAVOから愛用させてもらっており、いまでも多くの方に愛されるペンタブメーカーです。
2016年8月現在、ワコムが発売している製品は、液晶タブレット「Cintiq」シリーズ、ペンタブレット「Intuos」シリーズです。
こちらの製品はイラストを描くことはもちろん、CADなどにも活用することができます。
ペンタブを使い始めて難しく感じるところは、自分で思い描いたラインと同じように引けないこと
ペンタブで絵を描く時に、自分では真っすぐの線を描いているつもりでも、画面上では自分の思い描いた線とは違うものになってしまうことがあります。
これは、そもそものペンタブの座標設定が間違っている場合もあれば、ペンタブで描くことの難しい点でもあります。
前者のように座標設定が間違っている場合は、設定を正せば解決するのですが、真っすぐ描いた線が画面上ではガタガタになったりすることもあります。
この場合は、滑らかな線を描いたように見せるように、消しゴムツールで少しずつ線を削っていき、綺麗な線を作っていく方法もあります。
また、少しでもきれいな線を作ろうと思えば、ペンタブを素早く動かすことが大事になってきます。
しかし、ペンタブを早く動かすと綺麗な線は作れますが、自分の思い通りの線はなかなかできません。
これは毎日の練習の積み重ねと、慣れで克服していくしかありません。
液晶画面に直接描くことができる液晶タブレットもあります
ペンタブで描いたラインが思ったよりもズレるのが気になる場合は、画面に直接描くことができる液晶タブレットがあるので、そういったものを使って解決する方法もあります。
ペンタブの場合だと、画面を見ながら作業している手元を見ることが出来ないので、当たり前ですが慣れが必要になってきます。
どうしてもズレが気になり解消できない場合は、作業画面に直接描くことができる液晶タブレットを使って紙に書くように直接書き込むようにするか、もしくはiPadなどタブレット機器のアプリとスタイラスペンを用いて作業する方法があります。
液晶ペンタブレットの場合は、精度や機能性が高いのが特徴ですが、同時に価格も高く、描画にしか使うことが出来ないというデメリットがあります。
液晶ペンタブの予算がないという方は、iPadにペンで描きこむのでもいいかもしれません。